今日「Happy」という映画を観てきました。
幸せとは何かを求めて様々な角度から5大陸16カ国を4年間かけてロケしたドキュメンタリー映画です。
本当に観て良かったです。
人間が感じる幸福度は何に依っているのかを心理学や脳医学からも読み解き世界各国の人々に取材し問題提起しています。
幸せな人生を送る為の様々なヒントや鍵がちりばめられていてとても考えさせられました。
冒頭に出てきたインドのとても貧しい一人のリキシャマン(リキシャと言われる人力車のこぎ手)の生活は私たちからみると本当に貧しく厳しいものですが、彼の持つ幸福感は現在のアメリカの平均的な人々の幸福感と変わらないといいます。
裸足にサンダルのボロボロの服の彼はビニール張りのバラックのような家に住み、台風の時には雨が漏って困るけれども家はおおむね快適だと言い、一日の仕事を終えて家に帰った時に子どもが出迎えてくれるとそれだけで幸せが胸いっぱいになるといいます。
貧しくても近所の人たちと助け合って暮らしていて幸せだと。
お金や名誉や地位に価値を求めている人の人生は幸福度は低く、自らの成長や豊かな友人関係や社会貢献のある人の幸福度は高いのだそうです。
先進国の中ではとても幸福度の低い国としての日本の問題も描かれ愕然としました。
他にもたくさんの示唆に満ちた人たちのインタビューなどがあり、自ずからどう生きていけば良いのかを導かれるような思いでした。
もしもどこかでこの映画を見る機会があったらぜひおすすめです。
追記:この映画はこのあとも1/19伊勢、1/26桑名。2/8鈴鹿、2/16熊野、2/23津、と三重県各地で観られます。
詳細を知りたい方は連絡してください。