おもだかやアートステージに行ったときの話です。
今回行かれて本当に嬉しかったことの1つにこの「
くんぺい童話館」に行かれたことがありました。
「くんぺい童話館」はアートステージの本当に裏と言ってもいいくらい近くにありました。
東くんぺいさんという童話作家の記念館です。
くんぺいさんは私は創刊以来愛読していた「詩とメルヘン」で知ったと思うのですが、それ以来のファンで、一人暮らしをしていたときはくんぺいさんのおはよう童話が連載されていると言う理由で毎日新聞をとり、切り抜いてスクラップしていました。
くんぺいさんは46歳と言う若さで肺炎で突然亡くなり、その時のショックといったらありませんでした。
その後小淵沢の地に「くんぺい童話館」が建ったということは知っていましたがついぞ行く機会がないままに今に至り、そして今回そうとは知らずにアートステージに行った道すがら「くんぺい童話館」の看板をみつけ、そしてそれがアートステージから歩いてすぐのところにあると知った時には小躍りする思いでした。
「くんぺい童話館」に行って1時間程でしょうか、静かに過ごした時間はなんだか時が止まっているように感じました。
胸が苦しくなるくらいいっぱいになって切なかったです。
館長の東英子さんとももう少しお話をしたかったですが何を話していいかわかりませんでした。
HPがあるのを知ってみてみたら私が行った時にはなかった作品も展示されていました。
きっと時期ごとに展示内容も変えているのでしょう。
HPを見ると実際に行った時には見逃していたいろいろなことがあるのに気付きました。
くんぺいさんの作品も一部見ることが出来るし、いいHPだと思います。
くんぺいさんを知らなかった人も知っている人も、ぜひこのHPを見てみてください。
来年はアートステージの個展をさせてもらう予定なのでまた行くことが出来ます。
とても楽しみです。